マーケティングを学びたいあなたへ
ビジネスで最も大事な「マーケティング」
どのようなビジネスにおいても
何かを販売することで収益は生まれます。
その「販売」に必要なスキルが心理学であり
心理学を学ぶことで人を思うように
操ることができます。
マーケティング心理学
この記事はこんな方に参考になると思います。
自分の商品、他人の商品を売りたい
職場の人間関係を円滑にしたい
周囲の人に自分の思う行動をとらせたい
しかし、ひとつだけ注意点が
これから紹介するのは使い方によっては
人を自分の思うように操れる黒いテクニックです。
※ 絶対に悪用はしないでください。
それでは、1つずつ紹介していきます。
バンドワゴン効果
1つの意見や選択肢を支持する人が多ければ多いほど
それが正しいものだと信じ込んでしまう効果
例えば、自分が好きなYouTuberのAさんがいたとしましょう。
このAさんがBさんとYouTubeで共演していました。
あなたはBさんを知らないにもかかわらず
「Bさん=いい人」という感情が生まれます。
また、街でよく見かける
「当店で一番売れています!」
「人気No.1商品」
「行列のできるラーメン屋」
なんかも
大人気と言われると商品がよく見えてしまう
「バンドワゴン効果」が使われています。
ザイオンス効果
人やモノに接触する回数が多いほど
好意や親近感を抱くようになる
これは、「単純接触効果」とも言われます。
例を挙げると
テレビCMやSNS広告
YouTuberやタレントも同じ
何回か目にするうちに
その広告やバナーをクリックしていた
その人に親近感を抱いていた
なんて経験ありませんか?
これはまさに「ザイオンス効果」なのです。
人は何度も見たもの、聞いたもの
接触したものに関心が生まれるのです。
インターネットビジネスでは
- メルマガ
- プッシュ通知
- リマーケティング広告
など、幅広く活用されています。
ハロー効果
特に目立つ1つの特徴によって
相手の印象を決めてしまう心の動き
これを「ハロー効果」と呼びます。
人は、目の前の相手の好感度を
「2秒」で測ると言われています。
スピーチをするにしても
自分の意見を話すにしても
「見た目」「振る舞い」「装い」など
表面的な特徴に引っ張られ
話を聞くか判断するため
この第一印象が重要なのです。
好印象を残すためには
- 楽しそうな表情で挨拶する
- 聞き取りやすい声でゆっくりはっきり話す
- 目を見て話す
- 背筋を伸ばす
- メガネをかけている
- 相手の話に何度も相槌を打つ
- ジェスチャーを使う
これらを意識すると良いでしょう。
これら全てが印象付けるのが
「コミュニケーション能力の高さ」です。
「賢い」「リーダーシップがありそう」
そう思わせることができれば
あなたの説得力が増します。
ツァイガルニク効果
人は達成できなかった事柄、中断した事柄は
達成した事柄よりもよく覚えている
CM広告で「続きはWebで!」
なんてのを見たことがありませんか?
このように続きが気になる終わり方をさせ
ネットへ誘導させることで
ネットから購入に繋げる効果があります。
その他にも
テレビのドラマでいいところで時間になり
最後に予告をチラッと流す
これも「続きが見たい!」という
人間心理をうまくついた
ツァイガルニク効果の典型例です。
カリギュラ効果
禁止されるほど
やってみたくなる心理現象
これは多くの人が経験あるのではないでしょうか?
「絶対見ないでください!」
「興味のない方は絶対に見ないでください」
興味を持っている人に対して
禁止キャッチコピーで
逆の行動をとるようにに誘導することです。
人は「するな」と言われたことは
したくなる心理が働くため
様々な場面で使われています。
フレーミング効果
同じ意味を持つ情報であっても
注目する点によって、人は全く別の
意思決定を行うという認知バイアスのこと
これは人に備わった「 損失回避」に起因している。
例)10,000円の服を2着買う場合
- ① 50% OFF
- ② 2着目無料
この2つの言い回しであれば
どちらが心に刺さるか
支払う金額はどちらも10,000円ですが
②の方が「無料」のインパクトが強く感じませんか?
- ① 1勝3分け
- ② 4戦無敗
この例であれば
印象が全く変わると思います。
使い分け
フレーミング効果には
『お得感』や『安心感』を与えたい場合の
ポジティブワード
『心配』や『不安感』を与えたい場合の
ネガティブワード
があります。
「不満な人が10%」
「顧客満足度90%」
これは、ポジティブなイメージを持たせる
キャッチコピーです。
逆に
「ワクチンを打つと軽症で済みます」
「ワクチンを打たないと重症化します」
これがネガティブワードです。
ネガティブな言葉はインパクトが強いのです。