【SNS運用】Instagramは稼げる?インスタでモノを売るための運用法を紹介します

なぜインスタでモノが売れるのか?

近年、身近なSNSとして人気を博している「インスタグラム」。

ビジネス目的での利用者も増加傾向にあります。

この記事では「なぜインスタグラムでモノが売れるのか」その仕組みについて解説していきます。

インスタグラムの利用者は国内3,000万人を突破し、年齢層や利用目的にの変化が見られてきました。

インスタグラムと聞くと「インスタ映え」と言うフレーズから、写真が1番重要という認識の人も多いのではないでしょうか?

確かに昔は「インスタ=美しい写真」という時期もありました。

しかし今は、インスタを利用目的が多様化してきているのです。

Instagramの利用目的

インスタグラムが日本に普及した、2016年頃は、投稿した写真に「いいね」や「コメント」をしたり、DM(ダイレクトメッセージ)でのやりとりをする、コミュニケーションツールとしての利用が一般的でした。

しかし、ユーザー層の多様化や、インスタグラムの機能の追加によって近年では、「情報収集」、「ショッピング目的」での利用が増えてきているのも事実です。

①情報収集

情報収集が目的の利用者は、「保存」機能を活用し、有益なコンテンツを後から見返せるように保存し、商品選びやレシピの参考にしたりと、使い方の幅が広がっています。

②ショッピング目的

また、2018年に導入されたショッピング機能により、インスタグラムからEコマースサイトへ移動し、気軽に買い物ができるようにもなりました。

情報の広がり方

商品を買ってもらうためには、商品の存在が知られていることが大前提になります。

Instagramでの情報の広がり方は大きく分けて2通りあります。

  • 1対n(自分が発信する)
  • N対n(不特定多数が発信する)

インスタの情報伝達

「1対n」は自分のアカウントの影響力、「N対n」は一般のInstagramユーザーを巻き込んだ発信力です。

一般のInstagramユーザーが、商品や口コミを発信してくれることで拡散力が強化され、多くの人へ情報発信ができます。

口コミからはじまる購買サイクル

多くの人は、オンラインでモノやサービスを買う前に、レビューや口コミ、知人の感想を参考にする傾向があります。

皆さんもそんな経験があるのではないでしょうか。

口コミによる購買行動をマーケティング用語では「UGC(User Generated Content)」と呼びます。

公式による「1」からの発信も大事ですが、一般ユーザーによる投稿「UGC」は購買に大きく関わってくるのです。

実際に、「旅行計画時」に、旅行先を決めるのに最も影響力があるのは、綺麗な写真が掲載された旅行代理店のサイトでも、インフルエンサーが投稿した旅行写真でもなく、身近な友人の投稿した口コミ(UGC)であることがわかっています。

Instagramの強み

なぜInstagramを販売ツールとして利用するといいのでしょうか。

その理由は4つあります。

  1. コストがかからない
  2. 長期的な資産になる
  3. 適切な人へ情報が届く
  4. 顧客とコミュニケーションが取れる

1.コストがかからない

Instagramのアカウントは「無料」で作成、運用ができるため広告予算がなくても始められます。

そして、大掛かりなものでなければ人員を割かずに運用できる点も魅力です。

「大金を払って広告を出したのに効果が得られない」なんてことがないので、低リスクなのです。

2.長期的な資産になる

テレビCM、リスティング広告等の有料広告は即効性はありますが、広告を止めるとリーチも止まってしまうため売上キープは難しくなります。

一方、Instagramでは短期的に目立った成果を出すのは難しいですが、運用を続ければ続けるだけ、UGCやフォロワーが積み重なり、アカウントが資産になります。

例えばフォロワーが5000人になれば、5000人に対して無料で商品情報を発信できますし、自分のアカウント、積み上げてきたコンテンツが永遠に残るのです。

これがまた別の人の目に留まり、そのサイクルを繰り返すことで売上が伸びていく仕組みです。

3.適切な人へ情報が届く

Instagramでは、フィードやストーリーズのほか、ハッシュタグ検索や発見タブを経由して他のユーザーの投稿を見ることができます。

フィードやストーリーズは、フォローしている相手しか見れないのに対し、ハッシュタグ検索や発見タブには、Instagramのアルゴリズムによって選定された投稿が並ぶため、自分の興味がある関連性が高いものが中心に並びます。

例えば日ごろ音楽の演奏動画をよく見る人であれば「弾いてみた動画」、料理のレシピをよく見る人であれば「料理の写真」が発見タブに優先的に並びます。

Instagramは「特定のジャンルについての投稿やアカウント」と「特定のジャンルに興味がある人」を高い精度でマッチングしてくれるので、広告やその他SNSに比べ、情報を効率よく届けることができるのです。

4.顧客とコミュニケーションが取れる

テレビCMをはじめとする広告は、企業側が一方的に情報を発信しますが、Instagramは「ソーシャルメディア」すなわちコミュニケーションを取るためのプラットフォームです。

投稿に対してコメントをしたり、ダイレクトメッセージを送ったりして、お互いにコミュニケーションを取ることができるのです。

SNSなので、メールよりも心理的ハードルが低く、顧客は疑問をすぐに解決することが可能な点もインスタグラムのメリットなのんです。

そのコミュニケーションにより、関係性が築け、熱量の高い「ファン」を作れるインスタグラムは最強の販売ツールと言えるでしょう。

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