SEOライティングで重視されること
- Googleに向けて検索順位を重視する
- タイトルキーワードと記事内容のマッチング
- コンテンツの専門性・網羅性
- サイト表示速度(画像等が重たすぎないこと)
心に響くライティングで重視されること
- 感情を動かす
- 物語がある
- 主観で書き、共感を感じて信頼してもらうこと
- 自然な流れで成約に結びつける
「QUESTの法則」による5つの流れ
ライティングに必須のQUESTの法則って知ってますか?
- Q…Qualify(適任とする…ページのターゲットを絞りこむ)
- U…Understand(理解する…訪問者の悩みや要望を理解、共感する)
- E…Educate(教育する…問題や要望の解決法を訪問者に伝える)
- S…Stimulate(活気づける…商品・サービスの購入意欲を鼓舞する)
- T…Transition(変化させる…訪問者を顧客へと変化させる)
「QUEST」とはこれらのの頭文字です。
大まかな流れはこんな感じです。
ターゲットの絞り込み(問題を自覚させる)
↓
悩みへの共感(心に寄り添う)
↓
解決法を伝える(教育)
↓
未来を刺激(購買意欲をかきたてる)
↓
行動(購入させる)
だいたい商品販売ページはこのような流れで作られています。
ランディングページばかりを集めたサイトがあるので紹介しますが、
いくつか見てみるとよくわかるでしょう。
じゃあ、成約型アフィリエイトサイトでは
どのような構成になるのかを実際に見ていきましょう。
こちらの商品を例にとりますが、概ねQUESTの法則が当てはまります。
Q)ターゲット設定・ターゲットの悩みに訴える
いろんなホワイトニングがあるけどどれがいいの?
歯医者のホワイトイングってどうなの?
U)ターゲットへの共感
料金が気になりますよね
ホワイトニングって痛そうですよね
自分でやるのは面倒‥
E)解決法を伝える
歯を削ることなく施術できる
漂白剤を使って改善します
ホワイトニング専用LED施術で安心です
S)未来を刺激
「どれだけ白くなったか」よりも「どれだけ満足したか」が全て
であると考えていると、未来の満足を約束
T)行動
全額返金保証、来院実績、1回の料金設定でお得感を与え
買わない理由をなくしている
いくつかアフィリエイトサイトを見てみましたが、
印象の良い記事は上手に流れができていました。
1)検索者が抱える悩みや問題を明確にする
「あなたの悩みを知っています」
「あなたの悩み(KW)に対する答えをあげます」
「私にはあなたの悩みに答える資格があります」
-なぜなら私もこの商品を使ってます
-使ってる証拠写真をアイキャッチに置き視覚で訴える
「この記事を読み終わったとき、あなたの悩みは解決します」
2)結果の根拠を示し、訪問者に共感させる
信頼でき、読んでて安心できる内容であること。
→情報が本物である印象を与える。
-勉強してるような根拠のある内部リンク、外部リンクを貼る
-体験談を書いている
3)教育
訪問者の不安を解消する
商品を購入することへのメリットを感じさせる
自分がどう変われるか説明
4)未来を刺激
訪問者はなぜこの商品をほしいのか?
→商品を手にした未来がほしい。
じゃあ、臨場感を持って想像できるような未来を見せる
「商品を手にすることであなたの悩みが解消されます」
5)行動
限定性、お得感、買う理由を提示して行動を促す
「今」どうしたら行動してもらえるか、流れを考える
「何を書いたらいいかな?」と思ったときはざっくりこの型に当てはめてみて、
「じゃあ、この悩みに対してはどんな内容があったら喜ばれるか」を考え
その答えをリサーチして掲載していきましょう。
AIDMAの法則
QUESTの法則と同じ流れになっているのが
『AIDMAの法則』です。
事実、この2つの型は確かに「セールス」における、
人間心理の流れに沿ったものになっていると思います。
■AIDMAの法則
・Attention = 注意、注目を集める
・Interest = 関心、興味を引き出す
・Desire = 欲求を引き出す
・Memory = 記憶(過去)から未来への期待値を上げる
・Action = 行動させる
どちらも、“興味を与え、信頼を得て、行動させる”
人間心理に基づいた構成になっているのです。
人を動かすテクニック
この記事を読んでいるみなさんは
ライティングで人を動かしたいんだと思います。
そういう場合に効果的な方法を教えます。
セールスライティング
人を動かす文章テクニックを
『セールスライティング』と言います。
この力があれば簡単に
人を操ることができます。
人を操る=自分が望む行動へ導く
基本的に人間の感情が動く時というのが
以下の2つしかありません。
- 気持ちよくなる時
- 痛みを避ける時
この2つです。
ライティングではこの2つを抑え、
感情に訴えかけることが重要です。
AIDCASの法則
AIDCASの法則は、『 プラスの欲求』に訴えかけるライティング法です。
これは、買い手にポジティブな気持ちになってもらって、
購入してもらうテクニックです。
【AIDCASの法則】
■プラスの欲求に訴えかける
・Attention = 注意、注目を集める
・Interest = 関心、興味を引き出す
・Desire = 欲求を引き出す
・Conviction = 確信する
・Action = 行動させる
・Satisfaction = 満足する
# Attention(注目)
– 認知:商品ページに入る前の話。注目を与えサイトへの誘導をはかる
# Interest(興味)
– 興味をもってもらうために「プラスの欲求」にアプローチする
# Desire(欲求)
– 欲しくなってもらえるように「プラスになれる」根拠を示す
# Conviction(確信)
– 確信してもらえるように購入直前の不安を取り除く
# Action(行動)
– 購入ボタンを押してもらえるように最後のひと押し
# Satisfaction(満足)
– 購入後の話。同梱物の工夫など
PASONAの法則
PASONAの法則は、AIDCASとは逆で
『 マイナスの欲求』に訴えかけるライティング法です。
つまり、買い手の不安を煽って、購入させるテクニックです。
【PASONAの法則】
■マイナスの欲求に訴えかける
・Problem = 問題を提示する
・Agitation = 問題点の根拠、理由を示す
・Solution = 問題点の解決策を提案する
・Narrow down = 限定性、緊急性を与える
・Action = 行動させる
# Problem(問題提起)
– 認知:こんなことで困っていませんか?とお客様の不安を提示。
# Agitation(問題点のあぶりたて)
– そのまま放置しておくとこんな大変なことになりますよ、と問題点をあぶりたてる。
# Solution(解決策)
– そこで解決策を紹介しましょう。商品名は…
# Narrow Down(絞り込み)
– 今だけ、こんな特典がありますと、今すぐに購入していただけるように促す。
# Action(行動)
– いざ、購入へ