キーワード選定は、以下の3つのパターンでお伝えしています。
■スタンダードキーワード選定
…普遍的なキーワード。
対象:定番商品の成約・ジャンル特化型アドセンスサイト
■リアルタイムキーワード選定
…一時的なトレンドキーワード。
対象:流行の商品の成約・トレンド型アドセンスサイト
■未来キーワード選定
…これから検索数が伸びる予測ができるキーワード。
対象:成長市場の商品の成約・各種アドセンスサイト
アフターコロナのキーワード選定
これから特に意識したいのが「 未来キーワード」です。
衰退しゆく商品ではなく、これからきそうな商品を選び、
ライバルの参入がまだ少ない場所で闘う方が
勝率が高くなることはすぐ理解できると思います。
アフターコロナで死にゆくジャンルの代表としては
旅行関係やスポーツジム・フィットネス申込み系など、
今から注力していくべきではないことが安易に想定できます。
みんなマスクをするので口紅なんかもあまり売れなくなりました。
逆に、へこむ業界があれば突き出る業界が出てきますので、迅速にそこを狙います。
導入機〜成熟期手前のジャンル・商品を狙う
まだ認知度が低く、ネット上でもあまりライバルがいない分野を見ていきます。
すでに参入者が多い成熟期以降のジャンルよりも、導入期〜成長期、
つまり、 ライバルがあまりいない部分に早期参入することで一次情報を発信します。
【導入期】まだ参入者が少ないジャンル
●電車に乗らず通勤する人が増える
・通勤用自転車や自転車グッズ
・通勤用スニーカー・リュック
・オフィスでの汗・臭い対策
●これから必須品になりそうなもの
・アルコールハンドジェル
・マスク、周辺グッズ
・ファッションフェイスシールド
●物を持たない・ミニマリストの増加
〈サブスク系〉
・ファッションサブスク
・コスメサブスク
・家具サブスク
・おもちゃサブスク
・レンタル倉庫
〈買取系〉
・ブランド買取
・カメラ買取
・古着買取
・おもちゃ買取
●在宅作業・オンライン化
・オンライン学習系
・オンラインレッスン
・プログラミングスクール等
【成長期】前からあったけど成熟しきっていないジャンル
●飲食店へ行けない
・プロ用コーヒーメーカー
・ビールサーバー
・お取り寄せグルメ
・宅配サービス
・テイクアウトアプリ
●自宅で楽しむ系
・VOD
・電子コミック
●在宅ワーク化・副業
・クラウドソーシング
・チャットレディ
・経理ソフト
・スキル販売
●在宅による電気代の加算
・自由電気
・電子マネー
・キャッシュレス決済
●自宅の快適化
・エアコンクリーニング
・ダニ対策
・ハウスクリーニング
・布団クリーニング
【成熟期】すでに広く知られ、ライバルが多いジャンル
給付金があったことや株価の大幅下落・金の価格上昇などから
証券会社など資産運用系も需要が高まりますが、
これに関してはライバルが強すぎることや金融に関わることは
権威性が求められるため、SEO集客を目的とした個人での参入は避けるべきでしょう。
この辺りに参入するなら、コミュニティを作ったりSNS・メルマガ配信などに向いてますね。
【飽和期】すでに広く知られ、衰退間近〜
【衰退期】以前流行したが、現在はあまり取り上げられないもの
暗号資産関連・酵素ドリンク・スムージーなど
一時的には流行ったけど既に衰退したものや、衰退期間近なものは
これから参入するのは適しません。
ただ、衰退後再び導入期に入る場合があります。
スムージー→ゴールドプレスジュースのように、
ネオ酵素ドリンクとか出てくるかもしれませんし
暗号資産市場もホルダーの入れ替わりやTVCMの再開で再加熱が見込めますが、
その場合は、ライバル状況を確認の上、飽和したキーワードではなく
新たなキーワードをリサーチした上で最新情報にて参入するべきです。
コロナに関わらず、未来キーワードは意識する
ここではアフターコロナという時代の流れに沿ってジャンルを挙げましたが
例えば普遍的な「美容」というジャンルの中でも導入期〜衰退期という流れがあります。
近年では幹細胞美容液・ナイトブラなどが成熟市場に入りつつありますが
何かが終われば何かが始まる、ということをずっと繰り返してきました。
じゃあ、次にきそうな商品は何か?
TV、雑誌、ネット広告(YouTubeやLINE広告など)
お店の催事などを常にチェックし、アンテナを貼っておきましょう。