SEOとは何か
SEOとは、『Search Engine Optimization』の略で
「検索エンジン最適化」という意味です。
つまり、検索エンジンに対して
Webページの評価を上げ、
上位に表示されるようにする仕組みです。
内部SEOと外部SEO
SEOには２種類あり、
内部SEOと外部SEOに分かれます。
「キーワードに沿った記事を書きましょう」
「訪問者の役に立つ記事を書きましょう」
とよく聞くと思いますが、これは
内部SEO対策として有効だからです。
主な内部SEO対策
- キーワードをしっかり絡めて記事タイトルを決める
- ブログの記事にオリジナリティを出す
- 記事の更新頻度を上げる。
- 記事数を増やしたり記事内を充実させる
- サイト内の記事同士をリンクさせる（※内部リンク）
- 滞在時間を延ばす工夫をする
※内部リンクとは
同じサイト内の記事Aから記事Bへ
リンクを送ることです。
外部サイトから受ける被リンクに対して
同じサイト内でのリンクを内部リンクと呼びます。
被リンクを説明すると
被リンクとは
外部サイトからリンクが送られること。
被リンクをたくさん受けているサイトは、googleから評価が高いと判断されます。
たとえば、上記のリンクは
飛び先ページへの内部リンクとなっています。
こうすることによって
サイト内の回遊率を上げることができたり
アクセスが取れている記事から
別の関連記事へ誘導し
リンク先の記事のアクセス数を
上げることにも繋がります。
サイト内の記事をわかりやすくカテゴリ分けをしたり、
読みづらくないようなデザインにすること
適宜画像や動画を貼ることも滞在時間を延ばす工夫の一つです。
外部SEO対策
他サイトなどからリンクを送ることで
評価を受けます。（被リンク）
かつては内容の薄いサイトでも
リンクを送りまくることで
上位表示されたことがありました。
現在はより内容が重視されているので
まずは内容ありきで、補助として
被リンクを送ることでより強化する
というのが正しい考え方です。
「被リンクがある＝支持されている」
という加点方式をGoogleがとっていると考えられます。
ただ、全く無関係なサイトからの
被リンクだとどうでしょうか？
例を出して解説します。
１）美容サイトAへ、美容系サイトから被リンクが送られている
→同ジャンルからの被リンクですので支持的にリンクが送られていると判断できます。
２）美容サイトAへ、どこか海外の外国語のサイトや無関係なジャンルから被リンクが送られている
→無理やりリンクをつけている・悪質な被リンクと判断できます。
３）美容サイトAのトップページにのみ被リンクが送られている
→同ジャンルからの被リンクならあり得ますが、全てが同じページへのリンクで
さらに同じリンクテキストで送られているなら不自然です。
たとえば、「美容ならこちら」「美容ブログ」「参考美容ブログ」など
「美容」というキーワードで上位表示させたいがために
「美容」という文字がリンクテキストになっている場合です。
「 私が参考にした美容サイトはこちら」
「詳しくは こちらを参考にしました」
「 美容サイトさんに書いてあったので」
「参考サイト： https://〇〇〇〇.com」
他人のサイトのリンクを掲載する場合
こんな感じのリンクテキストにならないでしょうか。
一辺倒なリンクテキストの場合は
自作自演と判断される可能性が高いです。
４）美容サイトA内の様々なページに被リンクが送られている
→現在みなさんが作成しているブログのように、１つのウェブサイトに複数ページがある場合
各個別記事にリンクが貼られるのは自然に起こりうることだと思います。
１つのサイトに10個の被リンクがついている場合、
https://〇〇〇〇.com に１つ
https://〇〇〇〇.com/001 に１つ
https://〇〇〇〇.com/002 に5つ（リンクテキストは同じものもあれば異なるものもある）
https://〇〇〇〇.com/003 に2つ
https://〇〇〇〇.com/004 に１つ
こういった状態で、同ジャンルから様々なリンクテキストで被リンクが送られているのが最も自然な状態です。
質の高い記事には被リンクが集まる
質の高い記事、すなわち読者から参考にされる、
支持される記事には前項（４）のような自然な形のリンクが生まれます。
これが最も理想的な形でありますが、
作ったばかりのあなたのサイトに
被リンクを送ってくれる人がいるのか？
というと実際は難しいです。
このため、お金を払って被リンクを買う
「被リンクサービス」や
最初から被リンクが付いている
中古ドメインを購入することもあります。
自作自演の被リンク（ブラックハットSEO）
このように、自然発生的ではないけど自然発生的に見せかけて
被リンクを獲得することを「ブラックハットSEO」と呼びます。
ブラックハットSEOでは、検索エンジンのアルゴリズム
（検索順位を決定する計算式のこと）を掻い潜って上位表示を目指します。
先に述べた被リンクサービスや中古ドメインを購入する場合
それらのリンク元がどのようなサイトかによって効果が左右されます。
本質は「訪問者の役に立つ記事」を極めること
では、どうしたら自然な被リンクをもらうことができるのか。
- まだあまり出回っていない最新情報
- わかりにくい英語サイトの翻訳記事
- データやアンケート結果のまとめ
たとえばこれらは一次情報としての価値が高く
SNSやwebサイトで拡散
引用される場合が多くあります。
レビュー記事が上位表示されやすいのも
「個人の経験」という一次情報になっている場合が多いからでしょう。
即ち、あなたの記事の内容が
誰かの役に立つ情報であれば
「役に立った」と思った人から
被リンクを受けることに繋がります。
内部SEOでは、需要のあるキーワードを選び、
それに合った良質な情報を載せることができていれば
ライバル状況次第で上位表示が見込めます。
その上で外部SEOとして被リンクを受ければ
さらなる上位表示対策、アクセスアップに繋がります。